市販の安いキャットフード。何が入っているか、知ってますか?知らないあなたに、驚きのデータを公開。たかが猫のエサと思っていると、大事な愛猫の寿命にも関わる一大事件!くわしくご紹介します。



市販の安いフードは安全?

Amazon、楽天市場、ホームセンター。ここで販売されているものは、添加物や保存料が入っています。食品添加物は、量が多すぎると人間でも健康被害が出るものです。
もちろん少量であれば、猫の健康上でも問題ないとされています。たくさん与えると、基準値以下でも多すぎてしまいます。
今は輸入品でも規制がかかっています。安全な愛玩動物用の飼料でも、①用途 ②成分 ③与え方 などが評価ポイントです。
◆格安キャットフードの成分例
保存料(ソルビン酸K)、着色料、酸化防止剤、pH調整剤
◆高級キャットフード成分例
自然由来の添加物
(危険な人工添加物不使用)
ドライタイプだと長期保存ができて、価格も割安。ウェットタイプは猫缶、パウチタイプなどで価格がやや高いのが特徴です。
コスパの良いものだと、安すぎて品質に不安。
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無添加に根拠ある?
添加物とは食品に色や風味を与えたり、栄養を付加するもので、すべてが危険とは限りません。危険性が報告されているものは、絶対に猫に与えてはいけません。エサとして猫に与えていけないものは添加物以外もあります。
一部の添加物は上限値が決められています。ペットフード安全法により、ペットフードの製造者は一部の添加物を上限以上含めてはいけないことになっています。
◆規制のかかる添加物
- 亜硝酸ナトリウム
- ソルビン酸
上限を超えない限りは製造販売が認められています。キャットフードの成分表示に上記が含まれていても、上限値を超えない限りは使用許可されています。酸化防止剤など品質保持のために使われるものは、人間が食べる食事にも含まれています。
基準値以上でなければ、猫の健康上問題はありません。もちろん添加物が少ないものほど、猫にストレスを与えないで済みます。健康を考えると、高級キャットフードを選ぶ理由もでてくるのです。
参考文献
ペットフード安全法のあらまし
比較してどれがいい?
タンパク質は猫の健康に欠かせません。エサは大事です。
療養食やおやつなど食事はたくさんあります。ただ安いだけで選んでも、必要な栄養が取れているかがポイント。食べてくれない理由も、「食べたいものでないと食べない」という習性にあります。


安全な食べさせ方
一度に大量に与えない!
食べさせすぎると、体に毒です。愛猫の安全を考えるなら、用量を守りましょう。食べすぎて急に体調が悪くなる症状もあります。猫の年齢や体重で、適正な量は決まります。
急にエサを変えない!
高級キャットフードはよく食べてくれます。ただ、今までのエサから100%別に変えてしまうと、症状が悪くなります。少しずつ変えたり、毛玉ケアや猫草などとバランス良く与えるのもポイントです。
食いつきの良いエサが良い!
高齢になると食欲が落ちて食べなくなります。そんなときはパクパク食べてくれるエサが解決してくれます。食事量が減りすぎると、健康上も悪影響。安いドライフードは食べなくなるので、プレミアムキャットフードなども比較ポイントです。
食事の与え方と、選び方を考えましょう。絶対に与えてはいけない食べ物もあります。
ペットフード安全法とは
平成 19 年春、米国で、メラミンが混入した原料を用いて製造されたペットフードにより、犬・猫への大規模な健康被害が発生しました。
◆この問題のペットフードは国内でも発見され、販売業者により自主回収が行われましたが、国 内にはペットフードの安全を確保するための法律がないことへの不安が高まりました。 ◆このため、ペットフードの安全確保を目的とした「ペットフード安全法」( 愛がん動物用飼料の 安全性の確保に関する法律 ) が制定され、平成 21 年 6 月に施行されました。 農林水産省
愛がん動物用飼料とはキャットフード、おやつ、サプリメント、ガム、ミネラルウォーターなどです。原材料、用途、給与方法、内容量などを記載するように指示されています。
参考文献
環境省ペットフード安全法Q&A

食べ物に要注意!
猫には食べさせてはいけないものがあります。おやつや飲み物などを与えてしまって、調子が悪くなることもあります。キャットフードでも同じです。安全な物を比較して与えましょう。
動物病院の費用
食事だけでは解決しません。体調が悪いなら動物病院へ。もちろん健康上問題ないこともあります
費用の例
・一回の検査
約1000円~
・一回の通院
約5000円~
・一回の入院
数万円以上
◆月々のペット保険料目安
500円~5,000円
動物病院は、普通の保険は適用されません。専用のペット保険もあります。
猫の安全を考えるなら、
①高級で安全なキャットフードを選ぶ
②健康診断を受ける
③エサの与え方に注意
④適度に運動をさせる