


オーガニックの特徴
間違えないで!
ナチュラルキャットフードはオーガニックでないものもあります。
◆オーガニックとは?
- 無農薬で作られた野菜果物
- 自然放牧された動物肉
- 養殖ではない魚肉
- オーガニック認証を受けている
つまり、有機栽培か自然放牧されたもののことです。
高品質なキャットフードの原材料。
これはオーガニックではなくて、ヒューマングレード(人でも食べられる品質)です。
オーガニックは特別な認証を受けているものが正しい。
認証を受けていないものは別なものでした。
上のようなオーガニック認証のマークが付いていることが証拠です。
いくら高品質な肉を使っていても、有機無農薬・自然放牧の原材料とは違うものです。
おすすめランキング
項目 | 評価 | 価格 | 人気 |
---|---|---|---|
ギャザー | ◯ | 1,500円 454g | △ |
ヤラー | ◯ | 2,000円 800g | △ |
アルモネイチャー | △ | 1,500円 454g | △ |
ハッピーキャット | △ | 1,000円 330g | △ |
FORZA10 | △ | 3,500円 1.5kg | △ |
レガリエ | ◎ | 500円 500g | ◯ |
モグニャン | ◎ | 3,960円 1.5kg | ◯ |
1位 ギャザー
- 第3者機関からのオーガニック認証
- 果物のアンチエイジング
- DL-メチオニン下部尿路に配慮
- グレインフリーで消化にも良い
- 454g 1,500円
おすすめランキングの1位はギャザーキャットフード。
メーカーのペットキュリアンは特に猫の健康を考えています。
ただの天然食材だけでなく、栄養成分でも病気になりにくいような配慮をしてありました。
4つの機関からオーガニック認証を受けています。
「フリーエーカー」という自然放牧された肉を使用。
特に栄養成分へのこだわりが強くて、マグネシウム量やナトリウム量を制限するなど療法食に近い内容でもありました。
オーガニックフードというと、最高級の肉でグルメに見えます。
ギャザーキャットフードでは食いつきだけでなく、健康面でもいろいろなケアがあるのが評価できます。
2位 YARRAHヤラー
- 正式なオーガニック認証を6以上
- オランダ原産
- 海藻スピルニアで腸内環境配慮
- オーガニックはドライフードのみ
- 他に猫缶セミモイストフードもあり
- 800gで2,000円
ヤラーキャットフードは本格的なヨーロッパのオーガニック認証を受けています。
自称ではなくて、第3者機関から認定されているために信頼性が高いものです。
ヤラーキャットフードは他とは違い、ひまわりの種やサプリメントなどで差が付きます。
他のプレミアムフードよりワンランク高いですが、それがオーガニックという証拠。
グレインフリーで天然食材とビタミン剤、ミネラル成分をバランスよく配合しました。
おすすめランキングの2位になった理由は、日本猫での口コミ評価がやや少なかったこと。
日本の雑種猫との相性が合うのか不安が残りました。
ヤラーはペットショップでも珍しく、そもそもオーガニックという食品は少数派。
他の高級キャットフードと比較すると、肉の良さだけが際立っています。
3位 アルモネイチャー
- ウェットパックのみオーガニック
- イタリアの動物愛護精神
- やや安いプレミアムクラス
- ラインナップが豊富
- 機能性食品病状に配慮もあり
- おやつ トリーツも選べる
- 70g 230円
アルモネイチャーはイタリア産の高級キャットフードです。
これはドライフードもありますが、オーガニックではありませんでした。
ランキングで3位の理由も、すべてのパックがオーガニックではないからです。
オーガニックは「デイリーメニュー」というウェットフード。
これはBIOと呼ばれていて、EUからオーガニック認証を受けたものです。
ほかはグレインフリーではなかったりと流行からは少しはずれています。
アルモネイチャーは高タンパクすぎずに、バランスよく雑穀や肉やサプリメントを取り入れました。
オールナチュラルではないのが残念ですが、総合的にはまずまず評価できるキャットフードです。
猫の食物アレルギーの原因が小麦やコーンと言われています。
アルモネイチャーは小麦やコーンなどを使っていて、他にも雑穀類が多いのがデメリットです。
4位 FORZA10
- オーガニックデイリーフード
- イタリアのプレミアムクラス
- 選べる10種類以上のバリエーション
- やや入手難のレア商品
- 1.5kg 3,500円
FORZA10はイタリアでのオーガニック認証を受けています。
ギャザーやヤラーではEUや外国の認証でしたが、FORZA10はイタリア国内一種類だけでした。
イタリア農水省オーガニック認証(CCPB)で、EU基準や北米の基準とは違うものです。
そもそもすべてのラインナップがオーガニックではありません。
しかしFORZA10シリーズは療法食もあり、ドライフードからウェットフードまでバリエーションが豊富です。
素材の品質を重視しているのが、「オーガニックデイリーフード」という種類。
この「オーガニックデイリーフード」はBIO(有機)で、肉から野菜などはすべてオーガニックでした。
こだわりの強さではランキング1位にしても良いくらいですが、すべてのパックではないので誤解しやすいことがあります。
普通のペットショップやホームセンターでも売ってない、ネット通販としても買いにくいこともデメリットでした。
5位 ハッピーキャット
- 一部がオーガニック
- ドイツ産グルテンフリー
- グルメ志向の肉バリエーション
- 胃腸に配慮した原材料使用
- 330g 1,000円
ハッピーキャットはドイツメーカーで、海藻やチコリやユッカシジケラなどで胃腸の調子をケアしています。
オーガニックランキングで5位になった理由は、一部の商品のみしか有機ではなかったことでした。
「センシティブドライ ビオゲフルーゲル」のみです。
ほかは肉のバラエティが豊富で、10種類前後のパッケージがあります。
原材料やサプリメントなどではヘルシーですが、どちらかというと健康よりも食いつきを重視しているのです。
オーガニックの「センシティブドライ ビオゲフルーゲル」は小麦のアレルギーにも配慮してあります。
ハッピーキャットは、特定の部分の症状をケアするような食事もあるのがメリット。
ロイヤルカナンのように、栄養成分調整してあり尿路結石症や腎臓病などにも配慮があります。
オーガニックフードは体に良い?
有機栽培したから安全というの根拠はありません。
農薬を使っていないかわりに虫食いや病気にやられやすくなります。
自然放牧したから、ケージ飼いよりも肉が良いのでしょうか?
オーガニックの野菜・果物・肉は手間がかかっているので高いです。
他のプレミアムキャットフードは、本当のオーガニックではありませんが、そのかわりに栄養面や食付きなどを重視してます。
例えばモグニャン、レガリエ、ロニーキャットフードなどはオーガニックフードよりも安いです。
「BIO」「オーガニック」というキャットフードは高級クラスよりもさらに高い価格になります。
かといって、素材や栄養が優れているわけでもない。
気持ちの面で無農薬や自然放牧がストレスフリーで良いイメージがあるだけでした。
普通のプレミアムキャットフードでも良いものはあったのです。
オーガニックよりも良いものとは
結局はオーガニックというのは、健康的とは限らないものです。
本当にヘルシーなのは、天然食材のいろいろな成分の期待です。
有機無農薬とはいえ、農薬を洗い流せば同じことです。
おすすめランキングの1位のギャザー。
ギャザーは日本ではあまりなじみがなくて、流行からはそれています。
日本ではニュートロ、カナガン、モグニャン、レガリエなどです。
これらはオーガニック認証を受けていないので、ただの高品質なキャットフードでした。
それでも原材料や栄養成分は一級品。
これらは口コミで広がったもので、「食いつきが良い」「見た目が変わった」などと良い評判があったからでした。
いくら高品質で、開放的な自然環境で育まれても、猫の食いつきが悪かったら食べてくれません。
オーガニックフードでも「食べない」飽きやすい」という口コミはありました。
ロニーやモグニャンやレガリエのようなプレミアムフードは食いつきも良いという評判。
グレインフリーで消化にとってもよいものでした。
