



1位 FNHインドア
おすすめランキングの1位はFNHインドア。多くの日本の猫にピッタリ。肥満になりやすいので、カロリー制限している室内飼いの愛猫向きでした。
FNHインドアは成猫から老猫まで幅広く対応。グレインフリーではないので、小麦アレルギーがある猫には向いていません。
サプリメント入でもあるので、関節に不安がある10歳ごろの猫によいでしょう。
ただロイヤルカナンは人気が落ちてきています。今だともっと評判が良くて話題のプレミアムナチュラルフードが流行になってきています。
2位 ヘアボールケア
ロイヤルカナンのヘアボールケアは、おすすめ第2位になりました。猫はよく吐き戻してしまうものだから。
吐きグセがなおらない猫向きです。食物繊維が多くて、ビートパルプでの効果も期待できます。
特に病気がないなら、インドアかヘアボールケアがおすすめ。
よくある症状が吐いてしまうこと。ヘアボールケアは吐きにくくさせること、食物繊維が豊富なので腸内環境へも配慮されています。
成猫から老猫まで。年齢の幅が広くて、どんなタイプの猫にも合うのがメリットです。
ただデメリットは、素材や添加物などです。よく原材料を見てみると、品質面では標準以下でした。
小麦グルテン、ミートなどは残り物。高級なわりには素材が低品質だったのです。
3位 FCNオーラルケア
ロイヤルカナンのFCNオーラルケアは珍しく歯の健康に配慮されています。
実は猫にも歯周病という怖い病気がありました。歯の病気が進行してしまうと、歯が抜けてしまう。
FCNオーラルケアではつぶつぶ(キブル)が大きくて、ブラッシング効果が期待できます。
実際に歯磨きはいらないの?オーラルケアを食べただけではふじゅうぶんです。だから飼い主の人が歯ブラシやタオルなどで歯磨きをさせるべき。
ロイカナFCNオーラルケアはクセがなくて、どんな猫でも合うものです。原材料や栄養成分では他のパッケージと似ています。
キャットフードのつぶが大きくて、歯の汚れをとるような仕組みでした。
4位 FHNエイジングケア
ロイヤルカナンFHNエイジングケアは7歳以上18歳ごろまでにおすすめします。
緑茶成分とリコピン、関節サプリのグルコサミンとコンドロイチンが入っています。
高齢猫にとってケアになるようなキャットフードでした。
その他原材料や栄養成分はほぼ同じです。関節サプリの効果ははっきりしないので、他のプレミアムフードのエイジングケアのほうが期待できます。
最近では天然の野菜や果物にアンチエイジングが期待されてきてます。
ロイヤルカナンはというと、サプリメントばかりで天然の食材が少ないものでした。
5位 ウェットフード
ロイヤルカナンのおすすめ5位はウェットフード。カリカリのほうが好み?猫にはウェットタイプで肉と水分が多い食事も良かったのです。
ウェットパウチは肉が豊富で水分がドライフードよりも多いです。水分不足になりにくくて、副食として食べさせるにも向いています。
ウェットフードのデメリットは、猫が好みではないこと。「食べない」「食いつきが悪い」という口コミがあります。
獣医師が言うには、ドライフードだけでは水分が不足しがち。お水を飲めるようにするか、水分の多いキャットフードをあげるかです。
ロイヤルカナンというとドライフードか療法食のイメージです。ウェットタイプも健康面、栄養面では優れています。
ロイヤルカナン選び方のポイント
高級なイメージがあるのがロイヤルカナン。でも実際は品質や原材料では標準以下でした。
価格が高いのは、特別性のレシピのせい。欧米ではロイヤルカナンよりも、他のナチュラルグレインフリーフードが人気でした。
ロイカナのどれがいいか?もし動物病院で「腎臓病の疑いがある」「尿路結石症」などと言われたら、対応するキャットフードがいいでしょう。
FHN(フィーラインナチュラル)はいろいろな猫に対応できます。「療法食」と書いてあるものは、獣医師が処方するものでペットショップやネット通販で自己判断で買ってはいけないものです。
ただしキャットフードが病気の予防や治療はできないものです。やめてしまって、プレミアムフードを食べさせた飼い主もいました。
それよりも他のナチュラルフードもおすすめ。
年齢別の選び方は良い?
実は年齢別は大きな違いはないのです。ロイヤルカナンでも似たような原材料と成分になっています。
子猫は栄養がたくさん必要。だから子猫用は高カロリー、高タンパク、高脂肪です。
成猫の2歳~10歳ぐらいまでは太りやすくなるので、「FNHインドア」のキャットフードか「ライトウェイトケア」などがおすすめ。
老猫では10歳過ぎから。健康であれば、成猫用でも別に問題はないものです。体調不良や病気がちになってきたら、15歳ぐらいから「エイジングケア」や療法食をおすすめします。

血統種別はおすすめ?
- アメリカンショートヘア
- メインクーン
- ブリティッシュショートヘア
- ノルウェージャン
- ペルシャチンチラヒマラヤン
- ラグドール
フィーラインブリードニュートリションのロイヤルカナンは血統書付きの猫におすすめ。でも実際には内容の違いは少し。
例えばアメショは太りやすいので、カロリーや脂肪分が控えめ。病気になりやすい種別には、専用のレシピがあります。
普通のロイカナキャットフードと比較すると、成分調整で内容に大きな違いはないものです
素材は安いものが使われていました。ミール副産物、添加物もいっぱい。
そのわりには価格は他のプレミアムフードよりも高かったりします。
療法食はどう?
ロイヤルカナンの療法食は獣医師から指定されたときに食べさせます。わざわざ動物病院で購入しなくても、ネット通販で買えます。
療法食は普通のキャットフードとは違います。健康な猫にはおすすめしません。例えば病気のケアや今後の将来のことを考えて与えるのは良いでしょうか?
療法食はあくまで獣医師の指導で与えます。「腎臓が悪くなったら困るから、腎臓サポートを食べさせてあげよう」という考え方はあまりおすすめできません。
他のナチュラル・グレインフリーフードも将来の健康を考えればおすすめできます。
まとめ
ロイヤルカナンのキャットフードは、動物病院で言われるほどに優れていません。レシピや栄養管理体制が優れていたので、高価でした。
最近では市販の安いキャットフードでも欧米の基準(AAFCO準拠)などをしているので、ロイヤルカナンが特別にスゴイということはなくなってきています。
それでもロイヤルカナンどれを買うといいかというなら、肥満対策のインドアタイプ。腎臓病や尿路結石症というのも、猫がなりやすい病気。ケアのために腎臓サポートやユリナリーケアを与えるのもいいでしょう。
いろいろなキャットフードがあります。海外輸入品でも、健康面で期待されているものがあります。食べ比べさせて、猫のお気に入りを探してみましょう。